『４ヶ月』

　ご無沙汰しておりました。黒鬼です。実に４ヵ月ぶりの更新となる訳ですけれど、黒鬼当人としては「……え、もうそんなに経つのんかい？」っていう感じで、個人的には凄く充実した四ヶ月間を過ごしてきました。

　友達の事や、仕事の事や、絵の事や、恋の事や。この４ヵ月間の事を語り出したら「今夜は寝かさないぜ」と言わざるをえない程の時間、語り通せる自信があります。

　ですがひとまず、絵に関しての事だけを綴らせていただきます。

　微速ではありますが、今お声を掛けて頂いて作成しているモノは進行しております。イラストレーターを担当させて頂いているフリーのゲーム作成と、とある繋がりからの漫画作成の御仕事。同時進行なので普通に考えて２分の１の速度での作業進行となっております。

　漫画作成に関してはネーム作業の終盤辺りに差し掛かっています。「ネーム」と聞くと、下書きの下書きといった、凄く楽で単純なものかと思いがち……少なくとも、自分はそんな風に考えていたのですが、いざ書く立場になってみると全然違いました。むしろ、ネームが一番時間が掛かるような、そんな気すらしてます。ここをしくじってしまえば、その漫画全体に影響を与える訳で。いわば土台とでも言いましょうか。

　……と、至極当然の事をまるで世紀の大発明かのようなテンションで語る自分がちょっと恥ずかしいのですが(笑)。

　漫画作成に取り掛かってみて。コマ割りってやつが実に難解です。考えれば考えるほど、どんな風にコマを割ったらいいのか分からなくなってしまって。事前に漫画作成の資料本等を読んだりしていたのですが、それがこう、逆効果になってしまったといいますか。最初の一歩が怖くて踏み出せない、という状況。上手くやらなきゃ、上手くやらなきゃという気持ちが先行してしまい、どうにもこうにもならない状態。

　今現在。「とりあえず、失敗してもいいから流れだけでも分かる、ネームのネームみたいなものを描こう」という、恐ろしい数の手順を踏む覚悟で、ようやっとペンが進むようになり、↑でも書きましたがネーム作業の終盤辺りに差し掛かっております。

　当初キャラ造形などを比較的リアルな感じにしていたのですが、もしかしたらもう少しソフトといいますか、デフォルメしたタッチに変えようかなぁ、なんて風にも思っていて。けどどうなるかは、やっぱり分からんです。

　舞台背景としては日露戦争の日本。陸軍の話なのですが、髪型のバリエーションをどうしようか、というので凄く悩みました。軍隊ですから、長髪なんてもっての他で。……けど、どこまでをこう、現実感を出して描くのか、っていうのでそういう部分も変わってくるな～って思って。長髪は流石にないにしても、ショート、ベリーショートぐらいであれば、髪の毛で個性を出してもいいのかなぁ、と、迷ったり迷わなかったりラジバンダリ(もう古いかww)。

　５～６分で読めるくらいの漫画……との事なので、イメージとしては１６～２４Ｐぐらいを想定しています。ただ、元が小説のものを漫画に描き起こす作業なので、デスノートばりに文章が多くなってしまう予感です。だから、漫画だからこそ出せる魅力とか、そういう部分まで追求していく事は素人の自分には難しい感じですけれど。ただ、文章だけを読むのよりかは楽に、とっつき易く、そして今回伝えたい「リーダーシップ」について考えてもらえるようなものになればなと。思っている次第です。

　と、本当に近況報告みたいな感じになっちゃってますが(笑)

　最後にちょっと、ゆるい話でもしようかと思います。

　ヱヴァンゲリヲン：破。もう見ましたか？自分は見ました！もう、むっさ感動しました！！アスカと綾波が今まで以上に好きになりました！！そして何より、映像美！！エヴァ３体が市街地を全力疾走する場面があるんですけれど、臨場感が半端ではない事になっています！！画面全体から「走っている！」というのが伝わってきて。ヤバかったです。今まで観てきたアニメ映画の中の総合的な部分で間違いなく１位です。これはもう、興行収入が〇〇億いっちゃうのも頷けます。日本を代表して欲しいです、この作品に。……ただ、ちょっぴりエッチなシーンは、要らないかなーって思いますけど(笑)

　そんなこんなで、久しぶりの更新でした。

　長い間更新して無かったですけど、それでも覗きに来て下さる方がいらっしゃって、凄く嬉しいのと同時に心苦しくもありました。もっと沢山更新できたら良いのですが……。すみません。

　それではおやすみなさい。

　

『悲しい時こそ笑おうぜ』

「笑う門には福来る」
そんな言葉微塵も信じちゃ居ないけど。
嘘でも笑ってなきゃ心が押し潰されそうで。
良い事なんて何一つ無いけど。
無理にでも楽しまないと笑う事すらできなくなりそうで。
怖くて不安でたまらない、そんな日々。

そんな事をいつか話したら
「皆そうだよ」
って言われた。
「皆そうじゃないからこんなに苦しいんだろ」
って言う言葉は呑み込んだ。
僕の事なんてもう、何一つ知って欲しくなかったから。

いつか自然体で生きられる日が来るかな。
来たら良いな。
その時まで頑張る。

落書きって大事だ。別段大きな意志や目標も無く、ダラダラと紙に絵を描き殴る行為。凄く大事。これ「落書き」って言葉だからきっと軽視されがちだけど。もっと違う言葉を当てはめるべきだと思う。「描画トレーニング」とかにすれば、なんかこう重要視されそう。あー、でも行動自体が面倒臭い感じになっちゃうかもしれない。気軽にやれない感じ。う～ん。「デッサン」っていうのとも違う。そこまでの真剣性はない。……やっぱ落書きかぁ。

なんだか久しぶりの更新になった。
だけれども絵はちゃっかりしっかり描いています。
色の塗り方とかも日々研究してます。
……研究というほどのアレはしてないけど。
試行錯誤は重ねているつもり。
以前書いたマジックワンドを用いる選択範囲取りを試したら、
着色作業の効率がそれなりによくなった。
線画の線をしっかり閉じるという最低条件がまぁあるにはあるけど。
それさえこなせば、今までのやり方よりぐっと早い。

あと、コミックスタジオっていう漫画作成用ソフト。
たまに使って色々と操作を試してみてるんですけれど。
まだまだ使い込む必要がありそう。
とりあえず試しに、適当な漫画１～２ページをトレースして、作業の流れがどんなものかを探ってみようと思う。

一つだけ意味不明な点があって、フォトショップのデータをコミックスタジオで取り込むと、線画が糞になる。なんでなんだろう……。フォトショップとコミックスタジオの互換性に関しては色々試す必要がありそう。やりとりができるのとできないのとじゃあ、作業効率に雲泥の差が出るのは必至。

ただ描くだけじゃなくて、そういう知識もつけないといかんのが、それなりにもどかしい。

もう明日は４月。
早い。
新しい生活が始まる人も居るんかな。
そこへ向かうためのラストスパートをかける人も居るんかな。
ともあれ皆成功して欲しい。
皆幸せになって欲しい。
そう思うたびに、自分の存在が軽薄になって。
凄く楽になる。不思議な感じ。

あー目疲れた。

おやすみなさい。

『僕が生きる意味を忘れそうな時に』

気が付けば３月ももう半分過ぎてます。皆様満ち足りた生活を送れていらっしゃいますでしょうか？黒鬼はというと……あ、電話だ。はーい！今でまーす！！

……さて。すっかり春めいている訳です、気候が。温かいやね、本当。それと同時に花粉がやっべぇマジで。俺なんで花粉症なんてなってんだろう。半端無ぇわ。昨日テレビで見たんだけど、朝起きてとりあえずくしゃみの連発で一日が始まる人ってのはもうそれ花粉症確定なんだってね。去年から自分、鼻水出るわ、くしゃみ出るわ、目痒いわで。でもその症状が、花粉症なのかハウスダストなのか別の何かなのかっていうのが分からなくて自信を持って「自分、花粉症患者です。どうぞよろしくお願いしまうぃっしゅ！」って言えずに居たんですが、これで確信しました。自分、毎朝くしゃみ数十発で目覚めます、どうも花粉症患者黒鬼でうぃっしゅ！！

……。

えっと。うちのバイト先のスーパーで今現在軽くプッシュしている「ジャバラ」っていう柑橘系の果物の果汁が、花粉症を若干抑制する効果があるらしく。どっかの医科大学でもその効能が取り沙汰されている様子で。最初は「は？じゃばら？んなもんで花粉症の症状が軽くなりゃ世話ねぇんじゃボケカスコラ」って思ってたんですが、なにやら信憑性が出てきた途端気になりだしたというミーハーな俺。キャッ☆はずかＰ！！

……。

どうしよう。ジャバラの果汁摂取してみようかな。でもあんまり柑橘系の風味って好きじゃないんだよな。ただ、バヤリースのオレンジ味は別格。アレは大好物です。あ、そういや最近飲んでないなぁ。明日買おう。ジャバラなんて買ってる場合じゃねぇよ。俺にはバヤリースありゃ充分だぜ☆

……。

因みにジャバラの由来は「邪」を「祓う」でジャバラなんだそうです。ジャバラの形状が蛇腹状っていう訳じゃあ無いんです、はい。


(　・ω・)へっくしょい！！

('･c_･` ) なに、花粉症？

(　・ω・)う～……。

('･c_･` ) おい汚ぇな鼻でてんぞ。ホレ、ティッシュ。

(　・ω・)……アトンス。

('･c_･` ) なぁ、花粉症ってやっぱ辛いの？

(　・ω・)……辛いよ。

('･c_･` ) 具体的に何が？

(　・ω・)ん～……くしゃみと鼻水が凄い出るんだよね。

('･c_･` ) ほう。

(　・ω・)で、頭痛もするし、体だるいし……。

('･c_･` ) うへ～。

(　・ω・)仕事にも全然集中できないんだ、この季節。

('･c_･` ) 死活問題じゃん。

(　・ω・)……言われて見ればそうかもね。

('･c_･` ) まぁ元気出せよ。その分俺が稼いでくっから！

(　・ω・)……。

('･c_･` ) ……な…なんだよ。

(　・ω・)いつも冷たい人に優しくされるとキュンとする。

('･c_･` ) 二度と言わねぇ。
 

『先生……ぼーっとしたいです(三井風に)』

休日。
主婦に休みは無い……なんていうけど。
精神面で主婦はだいぶ楽だと思う。……知らんけど。
なんか主婦を敵にまわすだろうな、↑の発言。
でも俺なれるもんなら主夫になりたいよ、って。
本気でそう思ったり思わなかったりラジバンｄ(ry

たまに思うんだけど
自分にとっての「休日」ってなんだろう。
「バイトが無い日の事」
……ではない。
バイトが無い日は日がな一日絵を描いているから。
「好きで描いてるんじゃないの？」
なんて言われそうだけど、冗談じゃないんだぜ。
趣味……っていう感覚はもうだいぶ薄い。っていうか、現在は無い。
だからなんだか、「休み」っていう休みってずっと無いんだぜ。
……いや、あるか。
友達と遊びに行ったりだとか、ゲームしたりだとか、本読んだりだとか。
そういう時。
でもそれはやっぱりただの「息抜き」で。ちょっとした時間。

「丸一日休み！！」

って気分はもうかれこれ数年前の山梨旅行以来味わってないように思う。

何もしないでボーっとただ空だけを見つめているような時間が欲しい。
何も考えないで通り過ぎる人々を眺めてたい。
ただあの子について思いを巡らせるだけで日々を消化できたら良い。

分かった。風呂だ。
風呂に浸かってる数分間だけ。
あまりにもボーっとできるんだ俺。
だから風呂好きなんだ。


ここ数日間。落書きばかりしていた。
絵柄の模索とでもいうんだろうか。
取り扱う題材が真面目なものだから、
リアル指向の絵柄で漫画を描きたいのだけれど。
中々上手くいかなくてさ。
だけど、落書きしてたら徐々に描ける様になってきた。
……ように思うけど実際どうだろ。わかんない。

全裸の立ち絵を描いて。
それに一枚一枚服を着せていく作業をした。
超面倒臭かったけど、設定画としては良い感じ。

資料探すのがすげー面倒臭い。
グーグルを最大限活用して資料収集してんだけどもさ。
それだけで今日の半分費やした。
陸軍の人物を描くんだけれど
「軍刀ってどこでどうやってぶら下がってんの？」
っていう疑問が全然解消されなくてムカついた。
今はもう分かったけど、どこ探しても肝心のぶら下がっている部分をクローズアップした画像が無くてね。
結局、刀帯っていう軍刀をぶら下げる道具を見つけて、それの形状から、刀がどうやってぶら下がってるのかを想像して描いた(爆)

何だか依頼して頂いた絵ばかりを描いてると、個人的に「あれ描きたい」「これ描きたい」っていうのが浮かんでくる。今は猛烈に「獣人」が描きたい。自分、獣萌えできる子なんス(笑)あとロボットも描きたい。ごっついオッサンも描きたい。可愛い女の子も描きたい。刃物が肌を切り裂いてる描写とかもしてみた。表現したいものが沢山ある。できるできないは別として。

常々思うけど、日記って他人にとっちゃどうでも良いもんだよなー絶対。
こんなん見てもたぶん誰も面白くは無いんだろうと分かってても書かずに居られないのって何なんだろう。ブロガーの方やサイト持ってる人には分かってもらえるかも知れんなぁ、この気持ち。
もしかしたら病気かな。
……無いか(笑)
きっと寂しいだけ。

寝ます。

『トム＆ジェリー』

トムとジェリーっていうアニメがあって。
自分はあまり見たことが無いけど。
そのアニメのざっくりとした方向は分かってて。

ネコのトムとネズミのジェリー。
身体の小さいジェリーが身体の大きなトムをからかう話。
ネズミのズル賢さと、ネコのおバカな一面を見せてくれる話。
毎回毎回、そんな話。

先日。
何かのテレビ番組で劇団ひとり氏が
「ネットで見つけたんだけど――」
と言って、トムとジェリーの最終回的な話をしていて。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ネズミのジェリーが大人になっていて。
ネコのトムはジェリーの前から姿を消して。

トムはひっそりとこの世を去りました。

トムが居なくなってジェリーは
「退屈になるな」
と別段悲しむ様子も無く。

そんな折。
ジェリーの前に見るからにのろまな猫が現れました。

「トムの時みたいなスリルは無さそうだけど……まぁからかってやるか」

そんな風にしてジェリーはトムにしてたように罠を仕掛けます。
穴の空いた三角チーズをネズミ捕りの上に。
いつものようにネズミ捕りに引っ掛かるフリをして。
自分を捕まえに来た猫を逆に捕まえるという段取りです。

物陰に隠れて待っているジェリー。
罠に近付くノロマな猫。

しかし猫はジェリーの匂いに気付くや否や、
ノロマな外見とは裏腹な速さでジェリーに襲い掛かりました。

予想外の事態にジェリーはトムから逃げるように走るのだけど。
すぐにガブリと噛みつかれ。

トムを相手にしていた時は。
一度もこんな事はなかったのに。
何かがおかしいのでした。

薄れ行く意識の中でジェリーは気付きました。

（あぁ……そうか。僕はいつもトムをからかった気でいたけど。

トムは僕と遊んでくれていたんだなぁ――）


天国にのぼったジェリーはトムと再会しました。

「お、ジェリーじゃないか。今日こそは捕まえてやるからな」

「ふんっ。やれるもんならやってみなよ、トム」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇

的な。
大好きこういうの。
公式なアレじゃないにせよ、感動した。

異種族間の友情。
パッと見仲悪いんだけど、本当は――的な。
大好物なんだぜ。